善光寺周辺で食べるランチというとお蕎麦が多いですが、少し歩くと丘の上に萬佳亭という料亭があります。
今回初めてその萬佳亭へランチを食べに行くことにしました。
四季会席
萬佳亭のランチメニューの一番に出てくるのが四季会席というコースです。
「四季会席」という名前こそネットで検索すると出ていますが、どういった内容かは情報がなかったので楽しみでした。
玄関から入り案内されると、そこには大きな窓から長野市を一望できる絶景の場所があります。
高台なので良く見渡せますね。奥の山には雪がうっすら積もっています。
こちらは桜かな。
さて料理ですが、最初の「先付」から
柿の中に牛八幡巻、蓮根煎餅が添えられています。
柿なんてめったに食べないですが、ちょうどこの時期は柿が熟して美味しい時期です。
スプーンを使うと柿の器もほとんど食べられました。
次は「椀物」。鮭の白子豆腐です。
つくねみたいな感じですね。出汁が美味しい。
そして「お造り」の鯛。
3切れ、ちょっと少ないかな。それに刺し身はやっぱり海の近くの方が新鮮ですね。
「煮物」は旬の牡蠣。
柿に牡蠣、かぶせてきました。
赤いのはトマトです。
「揚げ物」は初めて食べるあんこうの唐揚げ。
あんこう鍋は水戸で食べたことがありますが、唐揚げは初めて。
サクっとした食感と、コリっとした部分がありました。
酢物はパフェのように細いグラスに入ってきました(写真撮る前に食べてしまった)。
そしてご飯は「しらすと栗の釜飯」です。
一人分が小さな釜に入ってきます。
結構ボリュームがありましたが、濃すぎないいい感じの味付けで完食。
最後のデザートは小布施の栗きんとん。
桜井甘精堂の栗かのこよりも柔らかく甘いです。
「四季会席」ということで、そのときの旬のものにこだわった料理の数々。
また違った季節になると食材も変わってくるんでしょうね。
上品さはあり美味しかったのですが、お肉や焼き魚はなかったのでちょっと物足りなさはありました。
コトは「しらすと栗の釜飯」とお子様会席のデザートで満足
四季会席のお値段は一人3,500円。ドリンクが500円前後。
眺めはいいし、盛り付けもいいけど、ボリュームが少ないかな。
他に善光寺から少し車で上っていったところにも「美山亭」という料亭があり、こちらのランチの方が満足度は高かったです(値段も高かったですが)。
↓これは1年半前にコトの1歳の誕生祝いとして美山亭でランチを食べたときの写真(フミ)。
おまけ
この日の朝にコトと二人で、善光寺仲見世の「たきや」できなこもちを買いました。
きなこもちは「たきや」のレジ前で試食ができるので、是非食べてみてください。