今回は、難易度が高いプロジェクトマネージャ試験の、午前問題の対策を紹介します。
午後の問題に比べれば、午前の問題は簡単ですが、それでもここで何割かの人は脱落します。

勉強2

午前問題の対策

応用情報技術者試験、他の高度情報処理技術者試験の合格により午前Ⅰ試験を免除されている人は、午前Ⅱのみです。

試験対策は午前Ⅰ、午前Ⅱ共通です。

ますIPAのホームページより過去問を5年分ダウンロードして解きます。
解くのは1回で十分です。午前問題は過去に出題されたのと同じ問題がかなり出てきます。この同じ問題は確実に得点する必要があります。

過去問を解いて不正解のものは、ノートに内容・解き方をメモしてください。(わたしはExcelへまとめました)。また正解はしたけど、内容がわからないものもメモしてください。4択なのでたまたま正解する確率も高いです。

用語がわからない場合は、ネットで調べ転記しておきます。図解で説明している資料があればそれも貼り付けました。

これを受験3ヶ月前に1年分おこない、いけそうだと思ったら、残り4年分は、試験直前(2週間前くらい)から少しずつおこない、試験当日は、メモした内容を読み返せば問題ないでしょう。1年分解いてみて、「あぶない」と感じた場合は、次の問題集をおこなってください。

参考書・問題集

基本的にIPAの過去問をダウンロードして上述の通りおこなえば問題ないですが、情報処理試験をしばらく受けてなかった人、プロジェクトマネージャとしての経験がないひとは、次の問題集をお勧めします。

こちらは書名に「教科書」というワードが入っていますが、中身は過去問が中心となっています。午前問題を解いて不正回が多い場合、上述の通り、わからない内容をネットで調べていると時間がかかります。この書籍は解答内容が丁寧なので自信がないひとは、まずこちらからおこなってみてください。

わたしは情報処理の受験が10年ぶりで、用語も忘れているものが多かったのでこのテキスト(少し古い版のものですが)を使用しました。点数ははっきり覚えてませんが、午前Ⅰも午前Ⅱも90点前後でした。

[ad#ad-1]

注意点

午前問題は暗記するものが多いため、午前の対策がすべて終わってから、午後の対策をすると、暗記した午前の知識が試験当日には忘れてしまうことがあります。過去問は直前におこなった方がよいでしょう。

試験では、過去問には登場しない新しい用語の問題が何問か出題されますが、これは考えても無理だし、対策をとるのも難しいので捨てましょう。それでも消去法でやって何問かは正解できますので。

次回は午後Ⅰの対策です。