アウトプット志向とは、情報をインプットする前に
・その情報によりなにをおこなうのか
・なんの成果をあげたいのか
を意識して、情報収集、または作業をおこなうことを指します。


ビジネス_パソコン

現代は、インターネットや書籍等で簡単に情報が入ります。
このため、アウトプット(成果物)を意識せずに調べたり、作業をすすめるため結果的に無駄な作業をおこなっていたり、インプットした情報がどこにも使われず効率が悪くなります。

あるプロジェクトの失敗例

過去にわたしが参加したITプロジェクトで次のようなことがありました。

プロジェクトのなかでは、開発者用のアプリケーション(ツール)の作成もありますが、こちらはマニュアルの作成は不要でした(簡単な説明資料は必要ですが)。

しかし、会社の規約に従って、アプリケーションにはマニュアルを作成することがあり、作らなくてもよかったマニュアルまで作成してしまいました。

このようなことはITプロジェクトに限らずに発生することです。
作成したのに誰にも使われないモノ。
アウトプットしたものは、なんらかの形で次のインプットになっている必要があります。
コストも時間も無駄ですね。

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資格の勉強

大学受験、資格受験も同じです。
とくに社会人は、忙しく勉強のための時間はなかなか取れません。
こんなとき、参考書を買って頭から読んでいたのでは非効率です。

受験のために一番最初におこなうことは、過去問を見ることです。
過去問を見ることで、いまの自分に不足している知識が明確になります。

わたしは資格をいくつか持っていますが、参考書(教科書)を買うことはほとんどありません。過去問のみ入手し、不明な部分のみをインターネットで調べれば十分です。

まとめ

アウトプットを意識することにより、インプット作業の生産性をあげよう。
アウトプットは次のインプットになっているか確認しよう。