先日「家庭でできる親子運動あそび教室」という幼児向けのプログラムに、年中のフミと参加してきました。
長野県内の幼児を持つ親は聞いたことがあるかもしれませんが、柳澤秋考先生による運動プログラムです。
このプログラムはどんな内容で、どんな効果を期待できるのでしょうか。
柳澤秋考先生とはどんな人?
柳澤先生は松本短期大学の名誉教授です。
大学は日本体育大学で、オリンピックの体操で金メダルをとった内村航平の先輩にあたり、体操をしていたそうです。
大学を卒業後、一貫して幼児運動学を40年間研究をつづけ、これまで2万人を超える幼児期の子どもたちに、運動遊びの指導をおこなっています。
わたしは、今回のプログラムの前に、ビックハットで行われた講演のときに柳澤先生のことを知りました。
長女フミは、運動は好きですが自分ひとりの力で逆上がりができません。
小学校入学する前にはなんとか逆上がりができるようにと思い、今回の運動プログラムに申込みました。
運動プログラムの内容は?
運動プログラムは全3回です。
柳澤先生が教えてくれるのは1回目のみ。残りの2回はエフバイエー(ジム)のスタッフの方です。
1回目の前半は、柳澤先生による幼児運動学の講義です。
次のような内容をお話しされていました。
・昔は運動ができるが勉強ができない子、運動ができないが勉強ができる子に分かれていた。
今は運動もできるし勉強もできる子、運動も勉強もできない子に分かれるようになった。・幼児の歩数がどんどん減っている。1日2万歩くらいだったのが、現在は3,000歩くらいになっている。
外で遊ぶことが減り、会話も減ってきている
自分はどうだったでしょうか。
小学校高学年にファミコンが発売され、家でゲームする時間が増えてきました。
それでも、近所の仲間と外で遊ぶ時間もたっぷりありました。
後半は、親子でペアになり運動を始めます。
逆上がり、縄跳び、跳び箱ができるようになるための、基礎運動です。
フミは比較的この基礎運動はこなせてました。最後はふらふらになってましたが。
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運動プログラム1回目を終えて
運動が終わり、近くにあった鉄棒でフミが逆上がりをやってみると言い出しました。
そこにあった鉄棒は年中のフミにはちょっと高め。
ところが、小さい手で鉄棒を逆手で持ち、ポンっと足をけると、ぐいっと体を引き寄せ、クルリ。
なんと自分の力だけで逆上がりができてしまいました。
そのあと3回続けてチャレンジしましたが、失敗。
1回だけの成功でしたが、フミは自信がついたようです。
運動神経は10歳までで決まるとのことなので、無理はさせず、できる範囲で継続して家でも運動を続けていきたいと思います。